本年10月、日本弁護士連合会が、2020年までに死刑制度の廃止を目指すとする内容の宣言を採択しました。死刑制度の廃止は、世界的な潮流ではありますが、日本では、内閣府の世論調査によると、同制度の存置を求める声が多数を占めています。死刑の存廃については、これまで社会で広く議論されることはありませんでした。よって、本シンポジウムは、死刑制度に賛成する人、反対する人、そしてよく分からないという人にもご参加いただき、考え、議論する場を提供することを目的としています。それぞれの立場の法律専門家から、直接お話を聞くことのできる貴重な機会です。ドキュメンタリー映画『望むのは死刑ですか:考え悩む世論』の上映も予定しています。皆さまのご参加をお待ちしています。
【駐日EU代表部シンポジウム(東京)】 死刑について議論しよう
2016年11月17日
日時:2016年11月17日(木) 17時30分~20時00分(17時開場)
会場:駐日EU代表部 講堂 (東京都港区南麻布4-6-28)
主催:駐日EU代表部
参加費:無料
司会:ファビアン・フィエスキ(駐日EU代表部公使参事官)
パネリスト:小川原優之弁護士(日本弁護士連合会死刑廃止検討委員会事務局長)
高橋正人弁護士(全国犯罪被害者の会[あすの会]副代表幹事)
言語:日本語
参加登録: Eメールにて、件名に「シンポジウム」と入れ、お名前とご所属を明記の上(日英併記)、11月15日17時までに、delegation-japan-political@eeas.europa.euまでお申し込みください。
問い合わせ:delegation-japan-political@eeas.europa.eu
プログラム(案)
17:00 開場
17:30-17:35 開会挨拶:ヴィオレル・イスティチョアイア=ブドゥラ駐日EU大使
17:35-18:35 パネリストによる問題提起(各30分)
18:35-18:45 質疑応答
18:45-19:45 ドキュメンタリー映画『望むのは死刑ですか:考え悩む世論』(監督:長塚洋)上映
19:45-20:00 質疑応答
終了